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2021年9月29日水曜日

2021年5月25日火曜日

Zoomでオフィスアワーがいい感じです!

 基本的に,朝8時から8時30分は,Zoomを繋ぎっぱなしにしています。私が担当する全ての授業のオフィスアワーのためです。学生たちは,自分たちの学びに合わせて,自由に接続していただけます。昨日は4名,今朝は2名と,ぽつぽつ繋いできます。 これぞ,文字通りオフィスアワーですね。学びのための敷居が下がって良いやり方だと思います。これも,コロナから学んだ,学生サポートの一つですね。

2021年5月22日土曜日

親子ぱんだ塾 分数を攻略しよう2 2021/05/22

親子ぱんだ塾

今回,私が担当したワークショップは,分数シリーズ2 ということで,学習目標を「倍分,約分,通分ができるようになろう」ということで,めあてを「通分マスターになろう!」としました。
今回からは,より教室での活用を促せるように,板書スタイルとし,そこでのタブレットの活用について共有しました。


「親子ぱんだ塾」
発達障害や視覚障害等で一般的な学び方では十分に学びの効果が発揮できないお子様と保護者を対象にしたオンラインワークショップのことです。氏間和仁研究室が主宰しています。子供はiPadの活用方法を身につけ強化microなお学習に役立てられる,保護者は,我が子の学びの様子を間近でみながらその状況を等身大で理解し,さらにはその学び方を一緒に身につけて,子供が困ったときには良きアドバイザーになっていただく。この2つを目指して,親子でのご参加をお願いしています。最近は,担任の先生という第3の立場の方の参加も増えてきました。本日はお二人の参加者が担任の先生と一緒にオンラインでご参加くださいました。

ワークショップの様子


補足動画



ワークショップの様子

5月22日_WS1「割合」
主担当:氏間和仁
記録:穴井暖乃

ワークショップ1には,6名の方が参加しました。

〇本日の流れ
10:20~参加者が各ワークショップへ移動
10:25~ノートの作成
10:30~倍分について
11:00~身に付けるコーナー
11:15~次の内容の紹介

〇活動内容
活動1:ノートの作成
先生と一緒にノートの作成の方法を確認しながらノートの作成を行いました。タイトルは親子パンダ塾,用紙サイズはA4,色はイエロー(画面が明るすぎないため),用紙の向きは横向き(黒板と同じ),罫線(幅大),表紙を選び,作成しました。

活動2:倍分について
はじめに,めあて「通分マスターになろう」の確認を行いました。
2分の1と等しい分数について考えました。分数パズルという教材を用いて,2分の1の大きさを紙に写し取りました。その後,「等分」について確認と2分の1と4分の2が等しいということを確認しました。その後,1分間で他に2分の1と等しい分数を各自で考える時間をとりました。一人の児童が6分の3と答えてくれ,それを全体でパズルを用いて,2分の1と等しくなっているか確認しました。8分の4も同じように確認しました。
Good notes5のアプリでノートにまとめる際,写真を撮ってトリミングをして張り付ける作業を全体で共有しました。また,一つのノートの取り方の例として,写真に書きこむ方法やキーボードで打ち込む方法(テキストボックスの文字の大きさの変え方も含む)を紹介しました。
「みにつけるコーナー」で3分の1,4分の3の倍分ついて4つずつ各自で考えました。3分の1の倍分した数の一つは3分の2と答えてくれた児童に対して,倍分は分子と分母に同じ整数をかけることを一緒に確認しながら,3分の1の倍分について説明しました。3分の1を1倍した3分の1も倍分であるということを全体で確認しました。
MyScriptCalculatorを使って,答えが正しいかどうか確かめる方法を全体で確認しました。
左下のボタンを分数に設定してから行うことが大切と伝えました。
続きの内容(約分)はビデオに撮って共有することを伝えました。

2021年4月10日土曜日

ミニさんさん教室(学習支援活動) iPadを合理的配慮で使うための練習

本日の,学習支援,小学6年生のお子様。
iPadを学校の授業で,合理的配慮としてのICTとして導入されており,担任の先生ともメールでのやりとりを行えている方です。
本日は,授業での導入を模して,「てこの原理」の題材で,以下のスキルを確認しました。
・ノートを作る
・「めあて」など板書をノートに取る。
・GD5の描画整形ツールを使って表を書く。
・写真を撮って,トリミング後,貼り付ける。
・ノートを印刷する。
・難しい計算は,MSCで計算し,計算式をGD5に貼り付ける。
です。
いい感じで自立度があがり,いい状態で終われました!
よくがんばりましたね!

2020年12月19日土曜日

教育相談 2020/12/19 はじめてのiPad

 教育相談 2020/12/19


午前の親子ぱんだ塾と

午後のぱんだ英語塾の間を縫って

教育相談を1件実施しました。


ニーズは,読み書き,計算が全般的に難しいという小学4年生

病院と放課後ディからのご紹介の方です。


インテイクを済ませた後,3回目の実施となりました。


iPadを購入され,初期設定と,アプリインストール,差し当たりの導入について実技を行いながら実施しました。



1 入れたアプリたち

・Scannnable

・Goodnotes5

・PDF pro 3

・MyScriptCalculator

・CanonPrint


2 実施したこと

(1)プリント取り込みと録音

・Scannableで資料をスキャン

・PDFpro3への取り込み

・録音

・解答

・印刷(CanonPrint)


(2)計算シート

・GoodNotes5にAirDropで研究室の計算シートを伝送

・GoodNotes5で,使いやすい計算シートを選択

・そのシートでノートを制作。


(3)先々の目標として

・PDFpro3とGoodNotes5をSplit View表示

・PDFpro3で問題を聞く。

・GN5で筆算シートで計算

・スクショ

・PDFpro3にペースト

・印刷

を実施。


(4)当面のこととして以下の2点を確認

・メモアプリを使った,1日,1行日記

・学校のプリントの取り込みと録音


です。


最後に,「先生休みはあるんですか?子供達のために長生きしてください。」とお母様からいっていただき,疲れは一気に吹っ飛びました。


さて,ぱんだ英語塾を見に行きますかね。


親子ぱんだ塾 2020/12

 本日は,10時から12時まで,氏間研究室主催 親子ぱんだ塾をオンラインで開催しました。

全国から,26名の皆様に親子でご参加いただきました。
親子で参加いただくのは大きな意味があります。大人も操作方法になれる。子供の操作の様子を見ながらお子さんの理解が進むなどなどです。
また,今回は,二組ほど,学校の担任の先生と親子でご参加いただいているグループが居られました。これも,いいですね! 学校での指導に直結します。
今回から,親子ぱんだ塾は学生主導の活動に切り替えました。
院生が全体のコーディネートをやってくださったので,私は自分が単相するワークショップだけ行えば良いということになりました。
ワークショップは4つあり
1は,読み書きの支援で,メモアプリ,PDF pro 3
2は,DropTlakでの単語帳作り
3は,GoodNotesなどを使った教科学習
4は,音声ユーザーのVoiceOver操作です。
4は,熊本から盲学校の先生にご参加いただき,講師をお務めいただきました。
それぞれに,輝きを見せてくれたという意味で,あらたな展開に繋がるイベントだったと思いました。
温度をとってくださった院生さんと,ワークショップを担当してくださった,学生の皆さん,熊本盲学校の先生,そして,記録や,機材操作を担当した学生のみなさん,大変お疲れ様でした。
共有画面お例を写真で示しています。
画面,左に活動状況(聞きます,作業しますなどを,絵と文字で出しますが,作業しますは絵が間に合わず手書きでした・・・。汗)
活動内容:作業の様子を示しています。
右側は,チャットで,講師の発言を縮約して示しています。
これが,オンラインの一つの型として定着しつつあります。
・・・・・・
さ,午後からは,ぱんだ英語塾!
こちらも,学生主導企画です! みんな,たのしみにしてるよー!!



ワークショップは4つありますが,ワークショップ1(氏間担当)のダイジェストです。
他のワークショップは私の責任が取れないので,自分のものを公開します。

2020年5月17日日曜日

オンラインさんさん教室の記録05回「お酢で化学実験」 2020年05月15日クラス (Online classroom records)


オンラインさんさん教室の記録

Online classroom records
Chemical experiment with vinegar
The English text is written below.
学部4年 臼田 真優
オンラインさんさん教室の目的は以下の通りです。
この教育相談の狙いは,小学高学年から中学1年程度の内容を題材にして、オンラインでタブレットを用いた学習をする機会を定期的に持つことで、タブレットを用いた学習スキルの維持向上と、できれば学習への成功体験を積む中経験を通して、休校措置後の学校再開への自信を醸成することです。


そのために考えていること。
・活動中に、タブレットを活用した学習スキルの獲得、定着を促す場面を設ける。
 (漢字の読み仮名を振る場面、書きやすいサイズに拡大して書く場面、記録を残す場面等)
・家庭で揃えることができる道具を使った活動、短時間で授業者が準備できる内容にする。
・タブレットの操作については、事前学習ビデオなどで練習できる機会を設ける。
 (GoodNotesの操作練習等)
・事前に準備について告知することで、学習するために主体的に準備することの大切さを学ぶ機会を作る。
・見通しを持って主体的に活動できるようにワークブックを作成する。
・ワークブックの章立ては一貫した体裁となり、安心して取り組めるようにする。
・ワークブックは文字の説明と併せて写真等の画像を用い視覚化教材を用いる。
・教室の最後は、振り返りの場面を作り、学びを共有し、促進する。
・教室の後に、学びが次に繋がるように発展的な内容を織り込む。



5回目(5月15日実施)の様子を紹介します。


1 事前:参加のための準備をしてもらいます。
事前に、以下のファイルをML経由で送って、準備してもらいます。


前回の学習を活かし、
・メールを受信する。
・メール添付のPDFをGoodNotes5に入れる。
を事前に各自で行えました。


2 オンライン学習支援(当日)


当日ターゲットとした合理的配慮としてのICTのスキル内容は、
・漢字の読み方を調べて、読み仮名を書く。
・動画を撮影して適切な場面を切り取る。
・スクリーンショットを撮って記録する。
・GoodNotesに写真を貼り付ける。
・応用問題を解いて,メール添付で送り返す。
です。



第1回と同様に、Zoomを使用し、利用者には作業用iPadとZoom中継用のデバイスを準備して参加してもらいました。
授業者は、パソコンの拡張デスクトップをZoomで画面共有しました。
そこに、iPadの画面(Reflectorで中継)や、書画カメラなどを写しました。

 今回の授業から、発言をしたい時には参加者が「(名前)です。」と言って、授業者が呼ぶと発言してもらうこととしました。

本日の学習内容は、「お酢を使って実験をしてみる」という課題です。今回の学習は様々な粉末を混ぜる実験をしますので、物によっては危険なものもあることを伝え、家庭で混ぜてみたいと思った時には保護者の方と一緒にすることを確認しました。

最初に、右のプリントを見ながら準備物を確認しました。
今回の準備物は少し多く、計量もあるので、準備したら◯を書き込めるようにプリントを工夫しています。◯は、GoodNotesの図形ツールを利用すると綺麗に描けることも紹介しました。
計量する際には、目線を合わせて平らなところで測ることも確認しました。
準備物を用意していき、できた人からZoomのグッドボタンで教えてもらいました。「ちょっと待ってください」と言える参加者もおり、素晴らしかったと思います。




次に、風船の中に重曹を入れ、ボトルの口に風船をつける作業をしました。授業者は書画カメラで写し、手続きがわかるようにしました。

実験を行う前に、記録方法について考えました。記録を撮る際は動画が良いのですが、動画を撮る際にiPadの画面を縦にするか横にするかを尋ねると、「縦!」という参加者がいました。「全体がうつるから」と、理由も明確にいうことができました。

実験をすると、「おぉー」と変化に興味を持っている様子でした。





次に、下のプリントを見て、
・ペットボトルに冷水を入れる。
・風船の口にストローを挿して、ストローの反対側を冷水のボトルに挿す。
・風船の口を徐々に緩めて、風船の中の気体をボトルに入れる。
・冷水のボトルの蓋を閉める。
・ボトルを振ってみる。
をしました。
操作を一人ですることが難しい参加者は、保護者の方と一緒にしてもらいました。
ここで、食用の重曹を使っていた参加者にはできた液体を飲んでみるように促しました。
参加者は、「炭酸水みたいな…。でも甘くない。」と言っていました。



ここで、記録にとっていた動画をつかって記録を整理しました。しかしGoodNotesには動画を貼り付ける機能はないので、授業者がどうしたら良いか問うと、「スクリーンショット」という参加者がいました。動画をゆっくり動かして適切な瞬間を切り抜く作業を、まずは授業者がやってみせました。やって見せる際にも、参加者にどのように操作すればよかったか問いかけながら行いました。参加者の中で作業のスピードに差が出てきましたので、記録の整理ができた人から"ペットボトルはどうなりましたか"、"何の味でしょう"という問い解答を書き込んでもらいました。




最後に、考察をしました。どうしてボトルがへこんだのかを考えました。
参加者からは、「炭酸」などの単語が出てきましたので、授業者が「へこんだってことは何かが減ったってことだよね。」「どこへ行ったのかな?」などと問いかけ、参加者の気づきや考えを文にしていきました。
全員で少し確認した後、参加者には各自でプリントに自分の言葉でまとめてもらいました。
全員が考えている時間は、Zoomで参加者全員をミュートに設定し、しっかり考える時間を確保しました。

各自で考えたあとに、全員で共有しました。
発表できる人は、Zoomの「手をあげる」機能を使って表明してもらいました。声で伝えることに抵抗感がある参加者には、書いたものを画面にうつしても良いこととしました。
参加者の一人は、考えたことを書き込んだiPadの画面を見せてくれました。文章で書いてありましたので、授業者がそれを読み上げて共有しました。さらに、同じ考えをしていた参加者にはZoomのグッドボタンを押してもらいました。

 その後、本日の授業の応用として、動画を見せました。動画は、瓶の中に溜まった二酸化炭素の影響で、瓶の中に入ったシャボン玉が落ちていかないことが確認できる映像です。動画は以下のURLから見れます。このURLはプリントにも書いてあるので、参加者は授業後に再度見ることもできます。
https://youtu.be/9yiW-ts_dkQ
 

今回の授業で用いた液体の処理方法について伝えて確認しました。また、さらに美味しい炭酸水を使りたい場合は、クエン酸を入れると良いことも紹介しました。最後に、混ぜる際には大人と一緒にやってみるということを再度確認して終了しました。
3 事後:以下のプリントに考察と応用を書き加えて、作成したファイルをメールで送ってもらいます。
今回の応用問題として、動画で見たシャボン玉が沈まなかったのはどうしてか、理由を考えてみることを提示しています。

リアクションペーパーより

















The purpose of the online classroom is to:

The aim of this class is to foster children's self-confidence through maintaining and improving their learning skills using tablets and experiencing successful experiences. To achieve this, we regularly have the opportunity to study online using tablets. ..

I will introduce the state of the 5th time (May 15th).
1 Preparation: Have participants prepare for participation.
In advance, send the file to be used in the class via ML. Students should read and prepare the materials.

UDBコンテンツ製作ビデオ(3種類)

UDBコンテンツ製作ビデオ

UDBコンテンツ製作方法をを3種類紹介します。それぞれにコンセプトが違うビデオです。もっとも,その場に適した方法を選択してみてください。

ビデオ1(学生に高校時代には実戦配備したい技術)
https://youtu.be/ekLw7HZg3Ok
WordファイルをiPadに送って,PDFとHTMLをUDBに送って利用する方法を解説しています。
学生が教師からメール添付などで送られてきたWordファイル(docx)使って,UDBの固定モード(PDF)と行移モード(HTML)で利用するためのミニマムな方法を解説しています。UDBなどを使って将来情報を入手することが想定される人は,高校段階では日常的に利用できる程度にしておくことが求められる技術です。その場合,自立活動などで特設で指導することにとどまらず,日常の授業でも教師がdocxをメールで生徒に送って利用するといった,「必然的」な活用場面を教育的に設定することが必要です。
PCで必要なアプリ
・MS-Word
iPadで必要なアプリ
・UDブラウザ
・Word

ビデオ2(教師が身につけたい技術)
https://youtu.be/GybemLvFmDg
パソコンを使って,UDBフルコンテンツ(HTML,PDF,JSON)を作る方法を解説しています。
教師がコンテンツをパソコン上で作ってUDBファイル(ZIP)にまとめて,学生に送って使ってもらうことを想定しています。一方でHTMLの知識をミニマムで製作できるよう,iPadのUDBを使ってHTMLに変換しています。
もちろん,弱視や発達障害のある学生で自身で作りたいという方ぜひトライしてください。
PCで必要なアプリ
・MS-Word
・テキストエディタ
iPadで必要なアプリ
・UDブラウザ
・Word

ビデオ3(iPadメインでUDBフルコンテンツを製作)
https://youtu.be/NuTUv0Vgnvw
パソコンでWord形式(docx)ファイルを作って,それをパソコンで送った後,UDBフルコンテンツ(HTML,PDF,JSON)の制作の全てをiPad上で行います。
PCで必要なアプリ
・MS-Word
iPadで必要なアプリ
・UDブラウザ
・Word
・LiquidLogic(テキストエディタ)
iPad用の外付けキーボードがあると作業がはかどる。

2020年5月15日金曜日

プラスマイナスくん(乗法と除法)

(-3)×(-3)を教える教え方にもいろいろあるだろう。

「いいか,+と+は,+」
「+と-は-」
「-と-は+」って覚えよう!

まぁ,それで納得する子供であればいいだろう。

でも,

自閉の傾向がある子供の中には,

「なんで!?」


と返ってくることが多い!

それに,大人は答えられるだろうか!

でも,これに丁寧に対応していかないと,勉強が好きな子になんてなれないと思いませんか?

「そうなってるんだ!」と


逆ギレ

してたのでは,子供の方に愛想を尽かされる。

そこで,うちの研究室で取り組んでいるのが,

プラスマイナスくん,

乗法
https://youtu.be/ThbmMDzoBlQ

除法 ver.2
https://youtu.be/SMQLImFOunc

ぜひ,ご参考に!

うちの研究室に学びにきている子供たちは,これを写真や動画にとって,PDFのワークシートに貼り付けて,考えられるようにしている!

子供に応じた学習環境!

考えていきたいですね。


参考
プラスマイナスくんの加法と減法
https://youtu.be/PjwHKUXo8hA

2020年5月13日水曜日

オンラインさんさん教室準備快調+ゼミ生が初オンライン学習支援をやりました!

本日,フルコマ(90分×5コマ)を乗り越え,明後日の,オンラインさんさん教室の予備実験,やや快調に進行中!!

このさんさん教室は,学習課題を通して,読み書きに困難のある発達障害や視覚障害の子供たちがタブレットを操作して,学習に取り組むことを身につけたり,忘れないようにすることを狙いとしています。
操作方法を単にショーケース的に教えても,実践では使えません。大人だってそうですよね。子供も同じです。実際の学習課題を設定することで,「ここではこの機能を使おう」とか,「ここは,ICTを使わない方がいい」といったことを考え,日常の学習に生かしていく力につながればと考えています。

そして,課題設定の基本は,家庭で準備できるものを使うことです。
大学であれば,理科の実験器具や算数・数学の教材はある程度揃えているのですが,オンラインとなると,家庭で調達できるもので考えないといけません。これがなかなかなんですね,実は!
でも,やりがいはあります!


本日は,ゼミ生が初めて,個別のオンライン学習支援を行いました。私はフルコマで立ち会えなかったのですが,概ね順調に進んだようです。
学生のみなさんにこういったオンライン学習支援を通して,操作方法やノウハウ,そして肝心なのは,オンラインならではの教材や指導法を身につけていただけることは,将来につながるな,と,信じています。



2020年5月10日日曜日

デジタル教科書と音声教材

デジタル教科書について,いよいよ今年度が元年ですね!

平成30年6月には,文部科学省初等中等教育局より「学校教育法等の一部を改正する法律の公布について(通知)」がだされましたことはここにお集まりの皆様でしたら,周知のことと存じます。
同通知の中で,以下のような記述があることはご存知でしょうか?

4.障害のある児童生徒等への配慮について
デジタル教科書の使用により,障害のある児童生徒等については,例えば,視覚障害や発達障害のある児童生徒等が,文字の拡大,色やフォントの変更,音声読み上げ等の機能を使用することにより,教科書の内容を理解しやすくなることや,肢体不自由の児童生徒が,目的のページに容易に移ることができるといった効果が期待されること。
しかし,少なくとも現時点では,デジタル教科書のみによって様々な障害のある児童生徒等の全てのニーズを満たすことは難しく,今後も,音声教材等が重要な役割を果たすこととなること。
このため,これらの活用を検討する際には,教科書関係事務主管部署のみではなく,特別支援教育関係事務主管部署とも連携を図り,障害のある児童生徒等のニーズを適切に把握することが重要であること。

そこで,文科省が力を入れているのが,音声教材です。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/1374019.htm


デジタル教科書は,
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/2020s_digital/common/pdf/mitsumura-tosho_2020s-digital.pdf
で私が指摘させていただいているように,
今までの,「教科書に合わせる」から「教科書を合わせる」ことによるインクルーシブ教育システムの推進です。

そして,それではまだ不十分な子供たちにとって音声教材は存在します。

実は,私たちの研究室でも音声教材の製作と提供を行っています。現在,全国の100名を超える児童生徒に提供しています。
もし,そういったコンテンツが必要という小ことがございましたら,
https://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/onsei/index.html
をご一読いただき,ご一報いただけましたら幸いです。

常に,子供にとっての最高を目指して!

2020年5月8日金曜日

正と負の数の加法と減法を攻略する

広島大学大学院人間社会科学研究科附属特別支援教育実践センターでは氏間和仁研究室も教育相談,学習支援を行なっております。

その中で,中学生の正の数と負の数の加法と減法の攻略について考えています。

まず,よく事例として登場するのは,数直線を用いた指導。

最近効果を感じているのは,
プラスマイナスくんです。

数直線と併用する両面刷の人形です。

1 まずは正の数だけの足し算と引き算
 数直線を用いて,+面だけで(小学生のときは,+がなくてもよい)使います。

足し算の場合,例 5+3

1 プラスマイナスくんを0に置く。
2 数直線の5に進める。
3 3を「+」(たす)ことを確認し
4 足すだから,3つ前進させる。

引き算の場合,例 9−4

1 プラスマイナスくんを0に置く
2 数直線で9に進める。
3 4を「-」(ひく)ことを確認し,
4 引くだから,4つ後進(バック)させる。

ここで大切なのは,プラスは,前進,マイナスは後進というイメージを共有すること。
もし,数直線だけで難しいようであれば,数挑戦を用いる前に,教室の床に大きな数直線をテープで貼って,子供自身が動いて,
「9+5」だから,まず9へ行こう
つぎ,五を足すんだけど,前に進む? 後ろに進む?などといったやりとりをしてみよう。
十中八九,足すだと前進,引くだと後進するだろう。


中学生になって,正の数と負の数が登場したら,両面刷のプラスマイナスくんを使おう。
正の数,負の数の符号はでプラスとマイナスの面を切り替える。
足すと,引くでの前進と後進は,先と同じ。

例 15+(-4)
1 プラスマイナスくんを0に置く
2 15だから,数直線の15に進む。
3 符号がマイナスなので,マイナス面にする
4 4つ足すから,4つ進む
5 自然と,11に止まる


例 -3+(-5)
1 プラ数マイナスくんを0に置く
2 -3だから,マイナス面にしてマイナス3に進める
3 マイナス5なので,マイナス面を出す
4 -5だから,マイナス面のままで
5 足すかだから,5進める
6 自然と-8に止まる

例 +20-(-19)
1 プラスマイナスくんを0に置く
2 +20なのでプラス面のまま,20まで進む
3 -19なので,マイナス面にする
4 引くなので,19バックする
5 自然と39に止まる

ゼミ生の大学院生が家庭教師で使って助言を受けて,目をつけるのも良いようです。

大切なのは,

プラスで,進む
マイナスで,下がる

という感覚を共有することです。
これを教え込んではもとも子もありません。

困っている生徒がいたら,
ぜひ,一度試してみてください。

小学生の算数でも,効果的です。


操作方法の動画



プラスマイナスくん 数直線のPDFファイル

http://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/kyouzai/purasumainasukun.pdf

小数点がある数直線のPDFファイル

https://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/kyouzai/suutyokusen.pdf

私たちは,単に,このアプリが良いといったことだけでなく,効果的な教材を組み合わせて,学習法や教授法をご提案しています。


ご感想歓迎です!
・・・・・・<ご感想を頂戴しました>・・・・・・
こんばんは。 夜分に失礼いたします。 本年度の中1に、早速プラスマイナス君を使用させていただきました。 手元に数直線があること、左右どの方向に動いたらいいのかが実際に分かりやすいこと等、例年の中1達と比べ非常にスムーズに理解にいきつき、びっくりしています。そして、自分でプラスマイナス君が移動できるので、説明の際に指導者が毎回紙の端に数直線を書かずにすみ、全体指導としてもてもスムーズに進みます。 加減法は教科書の説明も難しく、通常発達でも方向感覚に苦手を持つ生徒さんは、特に混乱する子が多い箇所です。 また、プラスマイナス君に髪の毛を書いたり、それぞれ自分オリジナルのキャラクターにすることによりキャラクターに親近感がわき、それも楽しんくれる所のようでした。 これからも使用させていただきたいと思います。 本当に有難うございました! ひとまずお礼まで…

(兵庫県・F先生)


2020年5月2日土曜日

てんPal 記事


新緑や点字用紙に写る影
指を通して,巡る笑顔かな

てんPalの活動の様子を,中国新聞(2020/05/02)中国面に掲載していただきました。
保護者発信のニーズと,学生たちの熱意で始められ,継続されているこの活動。少しずつですが,広がりを見せています。
・休業時の楽しみの一つに!
・点字を使うことの楽しみに!
・友達を増やすことの楽しさ発見に!
・将来を描くエッセンスに!
ぜひ,ご相談ください。

また,学校の授業の中での活用をご検討いただいている学校もいくつか出てきていて,そういった活用もいいなと思います。

併せて!
分かち書きや表記法など習っていますし,調べて書く方法を教えてはいますが,
なにぶん,点字学習中の学生たちですから,もし,間違いなどありましたら,教えていただけると助かります。

2019年4月23日火曜日

授業:視覚障害教育授業法

視覚障害教育授業法
という授業が、3年の1ターム(4から5月)にあります。
水曜日,3・4コマ、180分の授業です。

この授業で、学習指導案を読めて、書けるようになるのが、1つの行動目標です。

第1・第2講は、
1 学習指導案の構成と内容
2 単元観、児童観、指導観(教材観)
について、私が良くできていると思って、集めている指導案を4種類見比べながら、それらの内容について、帰納的にまとめていきました。
受講者12名の授業なので、意見も活発に出て、いい感じの滑り出しです。
そのために、昨年度末、大きめのホワイトボードを2台、新調したのですが、活躍しています。
買ってよかった!




第3・4講は,児童生徒の障害の状況(教育的な評価)を読み解いて,その授業に参加するためにどのような配慮が必要か? について,実際の指導案に登場する教育的評価のデータを元に考えていきました。
それぞれに考えた内容を書き出してディスカッションを進めていきます。
教育的評価,測るのは測るんだけど,授業にどう生かされているの!? といったことにならないように,しっかりと検査や評価情報と向き合い,そして子供達の様子を考察することの大切さを少しでも理解していただければと思っております。