デジタル教科書について,いよいよ今年度が元年ですね!
平成30年6月には,文部科学省初等中等教育局より「学校教育法等の一部を改正する法律の公布について(通知)」がだされましたことはここにお集まりの皆様でしたら,周知のことと存じます。
同通知の中で,以下のような記述があることはご存知でしょうか?
4.障害のある児童生徒等への配慮について
デジタル教科書の使用により,障害のある児童生徒等については,例えば,視覚障害や発達障害のある児童生徒等が,文字の拡大,色やフォントの変更,音声読み上げ等の機能を使用することにより,教科書の内容を理解しやすくなることや,肢体不自由の児童生徒が,目的のページに容易に移ることができるといった効果が期待されること。
しかし,少なくとも現時点では,デジタル教科書のみによって様々な障害のある児童生徒等の全てのニーズを満たすことは難しく,今後も,音声教材等が重要な役割を果たすこととなること。
このため,これらの活用を検討する際には,教科書関係事務主管部署のみではなく,特別支援教育関係事務主管部署とも連携を図り,障害のある児童生徒等のニーズを適切に把握することが重要であること。
そこで,文科省が力を入れているのが,音声教材です。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/1374019.htm
デジタル教科書は,
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/2020s_digital/common/pdf/mitsumura-tosho_2020s-digital.pdf
で私が指摘させていただいているように,
今までの,「教科書に合わせる」から「教科書を合わせる」ことによるインクルーシブ教育システムの推進です。
そして,それではまだ不十分な子供たちにとって音声教材は存在します。
実は,私たちの研究室でも音声教材の製作と提供を行っています。現在,全国の100名を超える児童生徒に提供しています。
もし,そういったコンテンツが必要という小ことがございましたら,
https://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/onsei/index.html
をご一読いただき,ご一報いただけましたら幸いです。
常に,子供にとっての最高を目指して!
0 件のコメント:
コメントを投稿