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2021年10月9日土曜日

眼科病院での教育相談活動

本日は、眼科病院での教育相談でした。

小学生から85歳の方まで、6名の方々と一緒に、主に電子的拡大の方法や音声読み上げの方法を探り探り、ご提案しました。

学部生4名、大学院生3名と、私の8名でお邪魔しました。

医療の中にお呼びいただき、患者さんと一緒に、解決策を探る体験は、なかなか貴重です。

医療の情報を頂戴しながら、見え方を想像して、提案する。この繰り返しで、データを見たときの「勘」のようなものが醸成されているのだなと感じます。

ありがたい機会です。

そして、設定を少し変えると、見違えるようにパフォーマンスが変わったりすることも、教育をする上では大切な経験となっておりまhttps://drive.google.com/uc?export=view&id=10pilBfVg6UVToYaC8oM1UONu-9cFLeExす。

いつもありがとうございます。

次回は1月、与えられた宿題に取り組んで再度伺います!

2021年5月23日日曜日

Windowsの拡大鏡等の機能(見えにくい方への支援機能)

Windowsのアクセシビリティを向上するための機能は, 設定->簡単操作

の中にあります。

以下の動画で説明しております。

https://youtu.be/5dryE1cATF8

2020年7月26日日曜日

親子ぱんだ塾OL学習支援2020年8月分

親子ぱんだ塾OL学習支援2020年8月分
2020/07/25付

みなさま

広島大学学術院 准教授 氏間和仁

下記の通り,オンラインでのiPad活用法や合理的配慮としてのICT活用の推進に関する勉強会を開きます。
親子で参加いただき,親子で使いこなしていくことを目指しています。
今回から,iPhone + Voice Overの音声利用者向けも開始することとしました。

対象は,教科学習を行なっている,発達障害,視覚障害のお子様とその保護者
参加希望の方は,
https://ws.formzu.net/fgen/S59837204/
からお申し込み下さい。
お申し込み期限は,前日までとさせていただきます。
当日のお申し込みは応じられませんのでご注意ください。

以下のメニューを行います。

2020年8月2日(日)
10:00-12:00
 ・全体相談タイム 10:00-10:30
 ・個別相談タイム 10:30-11:40
  ブレイクアウトルームでお待ちいただきます。
 ・全体時間11:40-12:00
 (時間は前後する可能性があります)

2020年8月16日(日)
10:00-11:30
親子パンダ塾(音声)
iPhone + VoiceOverを使っている,小中高校生,大学生が対象です!
 ・自己紹介
 ・自分の使い方紹介
 ・主催者よりワンポイント講座

2020年8月16日(日)
13:00-14:00
親子ぱんだ塾(初級)
・iPadの基本操作
・GoodNotesの基本的な使い方
 ・縦書きへの対応
 使用予定アプリ
 ・GoodNotes5
 ・Pages
 ・Tatepad

2020年8月16日(日)
14:30-15:30
親子パンダ塾(中級)
 ・作文を書こう
 使用予定アプリ
 ・GoodNotes5
 ・Simple Mind+

参加のための準備。
以下のことをご準備ください。
・iPadでメールを受信できるようにしてください。
・そのメールアドレスを教えてください。
 (すでに,このメールをiPadで受信できている方は連絡不要です)
・当日は,本人が利用するiPad以外の端末でZoomに接続してください。

備考
・参加費はかかりません。
・必ず事前申し込みを前日までにお願いします。
・知り合いの方にお知らせいただいて構いません。


以下署名です。**************************************************************
氏間 和仁  (UJIMA Kazuhito)
博士(教育学),特別支援教育士S.V.,ADE,Apple Teacher SwiftplayGround
広島大学学術院(大学院人間社会科学研究科)
Academy of Hiroshima University (Graduate School of Humanities and Social Sciences)
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1
e-mail: ujima@hiroshima-u.ac.jp
phone: 082-424-7175
**************************************************************

2020年7月25日土曜日

親子ぱんだ塾

本日は,
13時から初級
14時30分から中級の
親子ぱんだ塾を開催しました。

学生さんも4名お手伝いに入ってくださり,それぞれブレイクアウトルームを担当していただきました。
各自,reflectorをインストールしたりなど,日々パワーアップしていて,頼もしいです!

2020年7月25日(土)
13:00-14:00
親子ぱんだ塾(初級)
・iPadの基本操作
・GoodNotesの基本的な使い方
 ・紙のプリントの取り込み
 ・書き込み
 ・メールへ添付して提出
 使用予定アプリ
 ・GoodNotes5

2020年7月25日(土)
14:30-15:30
親子パンダ塾(中級)
 ・GoodNotes活用
 ・細々した設定を確認しよう
 ・スケジュールを管理しよう
 使用予定アプリ
 ・GoodNotes5
 ・カレンダー
 ・PhotoMemes



初級は7組
中級は10組の方々のご参加をいただきました。

一つ,中級のPhotomemesの操作の動画をあげます。


2020年7月8日水曜日

算数 UK式筆算シート(足し算) 広島大学 氏間研究室

算数の筆算で悩んでいる小学生は多いと思います。

1ステップと
2ステップがあります。

2ステップはワーキングメモリ(WISCでいうWMI)が小さい方などに向いています。そちらで慣れてから,
1ステップに進むと良いと思います。

iPadのいいところは
・書きやすいサイズにサイズを変えられる。
・間違えたらすぐに消せる。
・間違えたら綺麗に消せる。
・間違えたら,元に戻せる。
・色を変えて書ける。
・書いたものを印刷したりメール添付して提出できる。

です。

データ請求は以下からお願いします。
https://ws.formzu.net/fgen/S98705531/

使い方のビデオ

2020年5月17日日曜日

オンラインさんさん教室の記録05回「お酢で化学実験」 2020年05月15日クラス (Online classroom records)


オンラインさんさん教室の記録

Online classroom records
Chemical experiment with vinegar
The English text is written below.
学部4年 臼田 真優
オンラインさんさん教室の目的は以下の通りです。
この教育相談の狙いは,小学高学年から中学1年程度の内容を題材にして、オンラインでタブレットを用いた学習をする機会を定期的に持つことで、タブレットを用いた学習スキルの維持向上と、できれば学習への成功体験を積む中経験を通して、休校措置後の学校再開への自信を醸成することです。


そのために考えていること。
・活動中に、タブレットを活用した学習スキルの獲得、定着を促す場面を設ける。
 (漢字の読み仮名を振る場面、書きやすいサイズに拡大して書く場面、記録を残す場面等)
・家庭で揃えることができる道具を使った活動、短時間で授業者が準備できる内容にする。
・タブレットの操作については、事前学習ビデオなどで練習できる機会を設ける。
 (GoodNotesの操作練習等)
・事前に準備について告知することで、学習するために主体的に準備することの大切さを学ぶ機会を作る。
・見通しを持って主体的に活動できるようにワークブックを作成する。
・ワークブックの章立ては一貫した体裁となり、安心して取り組めるようにする。
・ワークブックは文字の説明と併せて写真等の画像を用い視覚化教材を用いる。
・教室の最後は、振り返りの場面を作り、学びを共有し、促進する。
・教室の後に、学びが次に繋がるように発展的な内容を織り込む。



5回目(5月15日実施)の様子を紹介します。


1 事前:参加のための準備をしてもらいます。
事前に、以下のファイルをML経由で送って、準備してもらいます。


前回の学習を活かし、
・メールを受信する。
・メール添付のPDFをGoodNotes5に入れる。
を事前に各自で行えました。


2 オンライン学習支援(当日)


当日ターゲットとした合理的配慮としてのICTのスキル内容は、
・漢字の読み方を調べて、読み仮名を書く。
・動画を撮影して適切な場面を切り取る。
・スクリーンショットを撮って記録する。
・GoodNotesに写真を貼り付ける。
・応用問題を解いて,メール添付で送り返す。
です。



第1回と同様に、Zoomを使用し、利用者には作業用iPadとZoom中継用のデバイスを準備して参加してもらいました。
授業者は、パソコンの拡張デスクトップをZoomで画面共有しました。
そこに、iPadの画面(Reflectorで中継)や、書画カメラなどを写しました。

 今回の授業から、発言をしたい時には参加者が「(名前)です。」と言って、授業者が呼ぶと発言してもらうこととしました。

本日の学習内容は、「お酢を使って実験をしてみる」という課題です。今回の学習は様々な粉末を混ぜる実験をしますので、物によっては危険なものもあることを伝え、家庭で混ぜてみたいと思った時には保護者の方と一緒にすることを確認しました。

最初に、右のプリントを見ながら準備物を確認しました。
今回の準備物は少し多く、計量もあるので、準備したら◯を書き込めるようにプリントを工夫しています。◯は、GoodNotesの図形ツールを利用すると綺麗に描けることも紹介しました。
計量する際には、目線を合わせて平らなところで測ることも確認しました。
準備物を用意していき、できた人からZoomのグッドボタンで教えてもらいました。「ちょっと待ってください」と言える参加者もおり、素晴らしかったと思います。




次に、風船の中に重曹を入れ、ボトルの口に風船をつける作業をしました。授業者は書画カメラで写し、手続きがわかるようにしました。

実験を行う前に、記録方法について考えました。記録を撮る際は動画が良いのですが、動画を撮る際にiPadの画面を縦にするか横にするかを尋ねると、「縦!」という参加者がいました。「全体がうつるから」と、理由も明確にいうことができました。

実験をすると、「おぉー」と変化に興味を持っている様子でした。





次に、下のプリントを見て、
・ペットボトルに冷水を入れる。
・風船の口にストローを挿して、ストローの反対側を冷水のボトルに挿す。
・風船の口を徐々に緩めて、風船の中の気体をボトルに入れる。
・冷水のボトルの蓋を閉める。
・ボトルを振ってみる。
をしました。
操作を一人ですることが難しい参加者は、保護者の方と一緒にしてもらいました。
ここで、食用の重曹を使っていた参加者にはできた液体を飲んでみるように促しました。
参加者は、「炭酸水みたいな…。でも甘くない。」と言っていました。



ここで、記録にとっていた動画をつかって記録を整理しました。しかしGoodNotesには動画を貼り付ける機能はないので、授業者がどうしたら良いか問うと、「スクリーンショット」という参加者がいました。動画をゆっくり動かして適切な瞬間を切り抜く作業を、まずは授業者がやってみせました。やって見せる際にも、参加者にどのように操作すればよかったか問いかけながら行いました。参加者の中で作業のスピードに差が出てきましたので、記録の整理ができた人から"ペットボトルはどうなりましたか"、"何の味でしょう"という問い解答を書き込んでもらいました。




最後に、考察をしました。どうしてボトルがへこんだのかを考えました。
参加者からは、「炭酸」などの単語が出てきましたので、授業者が「へこんだってことは何かが減ったってことだよね。」「どこへ行ったのかな?」などと問いかけ、参加者の気づきや考えを文にしていきました。
全員で少し確認した後、参加者には各自でプリントに自分の言葉でまとめてもらいました。
全員が考えている時間は、Zoomで参加者全員をミュートに設定し、しっかり考える時間を確保しました。

各自で考えたあとに、全員で共有しました。
発表できる人は、Zoomの「手をあげる」機能を使って表明してもらいました。声で伝えることに抵抗感がある参加者には、書いたものを画面にうつしても良いこととしました。
参加者の一人は、考えたことを書き込んだiPadの画面を見せてくれました。文章で書いてありましたので、授業者がそれを読み上げて共有しました。さらに、同じ考えをしていた参加者にはZoomのグッドボタンを押してもらいました。

 その後、本日の授業の応用として、動画を見せました。動画は、瓶の中に溜まった二酸化炭素の影響で、瓶の中に入ったシャボン玉が落ちていかないことが確認できる映像です。動画は以下のURLから見れます。このURLはプリントにも書いてあるので、参加者は授業後に再度見ることもできます。
https://youtu.be/9yiW-ts_dkQ
 

今回の授業で用いた液体の処理方法について伝えて確認しました。また、さらに美味しい炭酸水を使りたい場合は、クエン酸を入れると良いことも紹介しました。最後に、混ぜる際には大人と一緒にやってみるということを再度確認して終了しました。
3 事後:以下のプリントに考察と応用を書き加えて、作成したファイルをメールで送ってもらいます。
今回の応用問題として、動画で見たシャボン玉が沈まなかったのはどうしてか、理由を考えてみることを提示しています。

リアクションペーパーより

















The purpose of the online classroom is to:

The aim of this class is to foster children's self-confidence through maintaining and improving their learning skills using tablets and experiencing successful experiences. To achieve this, we regularly have the opportunity to study online using tablets. ..

I will introduce the state of the 5th time (May 15th).
1 Preparation: Have participants prepare for participation.
In advance, send the file to be used in the class via ML. Students should read and prepare the materials.

UDBコンテンツ製作ビデオ(3種類)

UDBコンテンツ製作ビデオ

UDBコンテンツ製作方法をを3種類紹介します。それぞれにコンセプトが違うビデオです。もっとも,その場に適した方法を選択してみてください。

ビデオ1(学生に高校時代には実戦配備したい技術)
https://youtu.be/ekLw7HZg3Ok
WordファイルをiPadに送って,PDFとHTMLをUDBに送って利用する方法を解説しています。
学生が教師からメール添付などで送られてきたWordファイル(docx)使って,UDBの固定モード(PDF)と行移モード(HTML)で利用するためのミニマムな方法を解説しています。UDBなどを使って将来情報を入手することが想定される人は,高校段階では日常的に利用できる程度にしておくことが求められる技術です。その場合,自立活動などで特設で指導することにとどまらず,日常の授業でも教師がdocxをメールで生徒に送って利用するといった,「必然的」な活用場面を教育的に設定することが必要です。
PCで必要なアプリ
・MS-Word
iPadで必要なアプリ
・UDブラウザ
・Word

ビデオ2(教師が身につけたい技術)
https://youtu.be/GybemLvFmDg
パソコンを使って,UDBフルコンテンツ(HTML,PDF,JSON)を作る方法を解説しています。
教師がコンテンツをパソコン上で作ってUDBファイル(ZIP)にまとめて,学生に送って使ってもらうことを想定しています。一方でHTMLの知識をミニマムで製作できるよう,iPadのUDBを使ってHTMLに変換しています。
もちろん,弱視や発達障害のある学生で自身で作りたいという方ぜひトライしてください。
PCで必要なアプリ
・MS-Word
・テキストエディタ
iPadで必要なアプリ
・UDブラウザ
・Word

ビデオ3(iPadメインでUDBフルコンテンツを製作)
https://youtu.be/NuTUv0Vgnvw
パソコンでWord形式(docx)ファイルを作って,それをパソコンで送った後,UDBフルコンテンツ(HTML,PDF,JSON)の制作の全てをiPad上で行います。
PCで必要なアプリ
・MS-Word
iPadで必要なアプリ
・UDブラウザ
・Word
・LiquidLogic(テキストエディタ)
iPad用の外付けキーボードがあると作業がはかどる。

2020年5月13日水曜日

オンラインさんさん教室準備快調+ゼミ生が初オンライン学習支援をやりました!

本日,フルコマ(90分×5コマ)を乗り越え,明後日の,オンラインさんさん教室の予備実験,やや快調に進行中!!

このさんさん教室は,学習課題を通して,読み書きに困難のある発達障害や視覚障害の子供たちがタブレットを操作して,学習に取り組むことを身につけたり,忘れないようにすることを狙いとしています。
操作方法を単にショーケース的に教えても,実践では使えません。大人だってそうですよね。子供も同じです。実際の学習課題を設定することで,「ここではこの機能を使おう」とか,「ここは,ICTを使わない方がいい」といったことを考え,日常の学習に生かしていく力につながればと考えています。

そして,課題設定の基本は,家庭で準備できるものを使うことです。
大学であれば,理科の実験器具や算数・数学の教材はある程度揃えているのですが,オンラインとなると,家庭で調達できるもので考えないといけません。これがなかなかなんですね,実は!
でも,やりがいはあります!


本日は,ゼミ生が初めて,個別のオンライン学習支援を行いました。私はフルコマで立ち会えなかったのですが,概ね順調に進んだようです。
学生のみなさんにこういったオンライン学習支援を通して,操作方法やノウハウ,そして肝心なのは,オンラインならではの教材や指導法を身につけていただけることは,将来につながるな,と,信じています。



2020年5月12日火曜日

オンラインさんさん教室(学習支援)4回


オンラインさんさん教室04
2020年5月12日クラス
オンラインでの学習支援の話です。
本日のテーマは「円を攻略しよう」です。
7名の方々のご参加をいただきました。
参加者のお一人のノートをご紹介します。
iPadを使ってお勉強すると,自力でこんなノートが作れるんですね!
これは,本日の振り返りで,私の授業後に一人で制作したものです。
環境が整えば,人はポテンシャルを最大限パフォーマンスに転換できる!
毎回,そのことを学ばせていただいており明日。
本日の学生の見学は7名!
これもすごい!v いよいよ,今週土曜日からは,学生が主指導(T1)でのオンライン学習支援が始まります!
学生の皆さんには,
こういう時だからこそ,学べることを,学んで,教壇に立って欲しいですね!


参加者が授業後に作成した振り返りノート


Zoomのユーザーがみている画面


こちらは,読み書きの道具を,紙と鉛筆から解放された小学5年生からの解答です!

この赤と青の縁とか,イソギンチャクみたいなのは,独自に作った教材のようです!


2020年5月9日土曜日

オンライン学習支援の記録(第3回 三角形)


オンラインさんさん教室の記録 

学部4年 臼田 真優  

オンラインさんさん教室の目的は以下の通りです。
 この教育相談の狙いは,小学高学年から中学1年程度の内容を題材にして、オンラインでタブレットを用いた学習をする機会を定期的に持つことで、タブレットを用いた学習スキルの維持向上と、できれば学習への成功体験を積む経験を通して、休校措置後の学校再開への自信を醸成することです。

そのために考えていること。
・活動中に、タブレットを活用した学習スキルの獲得、定着を促す場面を設ける。
 (漢字の読み仮名を振る場面、書きやすいサイズに拡大して書く場面、記録を残す場面等)
・家庭で揃えることができる道具を使った活動、短時間で授業者が準備できる内容にする。
・タブレットの操作については、事前学習ビデオなどで練習できる機会を設ける。
 (GoodNotes の操作練習等)
・事前に準備について告知することで、学習するために主体的に準備することの大切さを学ぶ機会を作る。
・見通しを持って主体的に活動できるようにワークブックを作成する。
・ワークブックの章立ては一貫した体裁とし、安心して取り組めるようにする。
・ワークブックは文字の説明と併せて写真等の画像を用い視覚化教材を用いる。
・教室の最後は、振り返りの場面を作り、学びを共有し、促進する。
・教室の後に、学びが次に繋がるように発展的な内容を織り込む。





3回目(5月8日実施)の様子を紹介します。

1 事前:参加のための準備をしてもらいます。

事前に、以下のファイルを ML 経由で送って、道具を準備したり復習したりしてもらいます。
右下の2つのファイルについては、印刷して具体物を準備してもらいました。



これまでの学習を活かし、
・メールを受信する。
・メール添付のPDFGoodNotes5 に入れる。
・追加のメール添付のPDFGoodNotes5 に追加ページとして挿入する。
PDFを印刷する。
を事前に各自で行えました。



2 オンライン学習支援(当日)


当日ターゲットとした合理的配慮としての ICT のスキル内容は、
・カメラで写真を撮影する。
・写真をGoodNotes5に貼り付ける。
GoodNotes5にペンで書き込みをする。
GoodNotes5で書き込みをする際、「図形ツール」をつかって直線を引く。
・アプリ My Script Calculator を使って計算をする。
・アプリ My Script Calculator での計算式と結果をコピーして,GoodNotes5に貼り付ける。
Zoom の「手をあげる」機能を活用して自分の意思を伝える。
・ファイルをメール添付で送り返す。
です。

第1回・第2回と同様に、Zoom を使用し、利用者には作業用 iPadとZoom中継用のデバイスを準備して参加してもらいました。
授業者は、パソコンの拡張デスクトップをZoomで画面共有しました。 そこに、iPad の画面(Reflectorで中継)や、書画カメラなどを写しました。


最初に、右のプリントで事前に参加者が復習として取り組んでいた、各図形の名称を確認しました。その際に、参加者は、どうしてそう言えるのかについても説明をすることができました。発言は参加者が全員できるように配慮し、授業者が順番に促しました。
 参加者は、「(あ)は長方形。向かい合う辺が平行で、…。」と上手に言葉で説明することができました。“向かい合う辺”、“平行”など、先に発表した参加者の言葉を聞いて、ほかの参加者もキーワードを使って説明することができていました。
 また、下のプリントで図形の関係を整理しました。加えてマインドマッピングで思考が整理できるアプリSimpleMind +を紹介しました。



 次に、右のプリントで、様々な三角形の面積を求めました。
 参加者は、事前に送っていたPDFファイルを印刷して、具体物の三角形と方眼用紙を手元で操作し、操作した様子をカメラで撮影し、GoodNotes5に写真を貼り付け、文字を書き込みながら活動しました。これらの操作は、まず授業者がやってみせ、同時にその様子を言葉でも説明しました。




参加者A「三角形の面積は、四角形の半分になる。」
授業者「四角形はどこにできるの?」
参加者A「三角形の長さが等しい辺をあわせてください」
授業者「こうですか?(右の写真の状態)」
というやりとりがありました。



 今日のSTEP1の学習を思い出し、確かにこの形も四角形と言えることを確認しました。四角形である条件として、向かい合う辺が平行であるということが挙げられますが、そこで授業者が「この図形の辺が平行ってどうしてわかるの?」と問うと、方眼の線に沿う辺は平行と説明できるものの、もう一方の向かい合う辺についても平行であるという説明は難しいようでした。分度器がない状態なので角度は測れないという場面で、どうしたら平行が証明できるのか、悩んでいました。
 参加者の一人が、三角形の1つをずらしていき、重なるということで証明できるという考え方を説明してくれました。参加者が考えた後、授業者から、辺の傾き具合を方眼のマス数を使って確認する方法を説明しました。
 このようなことから、三角形を2つ合わせた図形は四角形であると言え、底辺×高さ÷2で三角形一つ分の面積が求められると確認しました。







 (い)(う)(え)の様々な三角形についても、(あ)と同様に、底辺×高さ÷2で求められるのか、考えました。
参加者は各自で、具体物を操作し、写真を撮り、GoodNotes5で書き込み、式を考えました。
 以下のプリントに写真を貼り付けたり書き込んだりして、各自考えをまとめられました。計算は、アプリMy Script Calculatorで検算をし、計算式と答えをスクリーンショットで撮影し、プリントに貼り付けました。個別に思考する時間は、以下の写真のようにタイマーをうつして共有し、活動に見通しが持てるようにしました。









 その後、考えたことを共有しました。
 発表する際には“cm”などの単位も忘れずに付けることを授業者が促し、参加者が何の数値を言っているのか本人や他の参加者にも明確になるよう配慮しました。
 参加者が各辺の長さを発表すると、授業者がiPad上でGoodNotes5に貼り付けた図形の写真に書き込んでいき、共有しました。Reflectorで中継してiPadの画面をパソコンに写し、その画面を画面共有することで、黒板のように参加者の考えをまとめて外化し共有することに効果的であったように思います。

 (あ)(い)(う)(え)の三角形の面積を確認すると、すべて面積が等しいことがわかりました。授業者が、どうして等しくなったのか問うと、「底辺と高さが同じだから」と答える参加者がいました。

 今回学習した三角形の面積の出し方が、これから学習する円の面積を求める際にも活用できることを伝え、今後の学習への関心を促しました。参加者は、授業者の説明をきいて、「おぉ〜」とこれからの学習に意欲を持っている様子でした。

3 事後:右のプリントに応用問題への解答を書き加えて、作成したファイルをメールで送ってもらいます。







2020年4月17日金曜日

遠隔授業からの学び

大学では,新入生を4月3日受け入れて,いきなり対面ガイダンスが中止となった。
人命第一,感染拡大防止のため,賢明な措置だと思う。

その中で,私たちは学生たちの学びを守る必要がある。
1年生,時間割の組み方すらわからない・・・・。

そんな中で,もがきながらも考えたことを書きます。

ICT導入の利得の一つに,指導法の整理が挙げられる。

遠隔指導というチャンネルの中で,私自身,このチャンネルに最適化した方法を考えるようになった。
その際,このことを後押しした要因はいくつかある。
・普段からICTをはじめ道具のの効果的活用法を考えていた。
 よりよい教育方法を考える中で,道具やある程度のノウハウがあった。
・授業の資料を作る際,著作権処理を丁寧に考えていた。
 オンライン配信となっても,そのまま使えるコンテンツが多い。
・反転授業のためのコンテンツを作りためて,普段から使っていた。
 動画制作のノウハウや,手持ちのコンテンツがあった。

今回,教育が大きく飛躍するチャンスだと思う。ただ,このような事態がそのきっかけになったことは予想もしないし,ましてや期待もしていなかった。


だからこそ,私たち大人は,この局面で多くを学び,生かさねばならないと思う。

例えば,
 以下の画像,
 ・ヘッドセットで使っている,ワイヤレスマイクやiRigは,聴覚障害や聴覚情報処理に困難のある方用に用意していた,もの。普段は,この先にUDトークをつないでいる。

 ・iPadの画面をパソコンに映し出している,Reflectorは,普段は,弱視の子供がタブレットを操作する際,画面に顔を近づけて書くので,教師が書いている様子を効率的に見るために導入していたいもの。

 ・私を撮っているカメラは,動画教材の撮影用用いている,iPEVOカメラ。やはり,実験したり,提示物を見せたいときには,必須。

 なので,今回,何も買い足さずに,遠隔授業がスタートできた。

 普段から,チャレンジし続けることで,いつのまにか,様々な事態に対応できやすくなっていたようだ。
 おそらく,私と似たような感覚を持っている教員は大勢いらっしゃると思う。
 こんどは,それを水平的に広げていく,いまがその機会かもしれない。

写真は,遠隔教育相談の様子

2020年4月1日水曜日

UDブラウザチュートリアル

今年度のスタートは,オンライン授業のもう特訓中!
半日かかって,やっと,手足に近いくらいに使えるようになってきました。

その際の成果物として,
UDブラウザの操作ビデオです。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLaS1blujVg3wietw0vfSDWWZF0fQMLfFj

2019年5月4日土曜日

UDブラウザ〜 コンテンツ制作 研修会

第6回視覚障害教育ICT活用研修会・第11回発達障害教育ICT活用研修会 開催!

A workshop was held to utilize ICT in visual impairment education and developmental disability education.
  • 日時:2019年5月4日(土)10:00-16:00
  • 会場:広島市総合福祉センター ボランティア研修室(ビッグフロント6階)
UDブラウザで利用できるコンテンツを制作できるようになることを目指して,研修会を開催しました。東京,岐阜,岡山,島根,福岡から8名の先生方,愛知,広島から4名の学生のみなさんが参加してくれました。講師は,三上信雄先生(福井県立盲学校教諭)でした。
三上先生は,ご自身で「私は全く専門ではないです。」とおっしゃっておられました。でも,今や,UDBのコンテンツ制作では日本の中でトップランナーです。そんな経歴の先生にお越しいただいてお話いただくと,きっと,初心者の先生方がUDBコンテンツ制作を始める上での難しさを考慮いただきながら,分かりやすくご説明いただけるかなと考えたことと,日々の授業や学校の中で,UDBをどのように活用していくのか,実際的にお話いただけると,受講した先生方が学校へ持ち帰った際に,無理なく導入していただけるかなと考えたためです。今回,三上先生は,それらの考えをはるかに超えた,素晴らしい講義をしてくださいました。感謝申し上げます。

会場は,ビックフロントの5階・6階にある,広島市総合福祉センターでした。ここは,広島駅直結なので,とても便利な会場です。

福井県立盲学校の三上信雄教諭です。連休中,講師をお引き受けくださりありがとうございます! 充実した資料と,しかけ,分かりやすいトークでとても,効果的な研修ができました。

参加者のみなさんは,パソコンとiDevices(UDB入り)をご持参いただきました。

UDBのファイル構成

UDBのファイル構成は,PDF,HTML,JSONです。PDFは固定レイアウトモード,HTMLはリフローモード,JSONは環境設定ファイルです。

PDFを作ろう

PDFデータは,ワープロソフトを使って,元のデータを作ります。この際,図や写真なども入れていただいて構いません。

Macの場合

Macの場合は,ワープロソフトからPDF作成をします。例えば,MS-Wordの場合は,保存する際にファイル形式でPDFを選択したり,印刷で出力先を「PDFとして保存」を選択します。

Windowsの場合

ワープロソフトで制作したのち,docx形式(MS-Word形式)で保存します。そのファイルを,iPad等のPagesで開き,「書き出し」->「PDF」で書き出します。Windowsで作成したPDFはそのままだと,UDBで表示した際,範囲選択がうまくできないので,それを回避する方法として,今回はこの方法をとりました。もちろん他にもやり方はあります。

HTMLファイルを作ろう



docx(MS-word形式)をUDBに送る方法と,PDFをUDBに送る方法がありますが,今回は,PDFを送る方法を使いました。基本的な流れは,
  1. PDFをUDBに送る
  2. UDBから書き出す
  3. 書き出されたHTMLファイルをパソコンに送る
  4. パソコンで編集する
  5. 編集したファイルをUDBに戻して,保存する
です。

画像や動画をHTMLで表示する



画像や,動画をHTMLに挿入しました。iPadなどで撮影した画像は問題なく表示されましたが,Windowsで作成した画像は,表示されないものもありました。一度,iDevicesへエクスポート(書き出し)して,iDevicesから再び送り返して,今回は問題を回避しました。また,フォルダごとzip圧縮するのではなく,pdf,html,jpg,movなどのファイルを選択して,zip圧縮する方法の方が安定して表示されていたように思います。

その他のメモ


UDB内でコンテンツをカテゴライズする方法,試験モードについて練習しました。試験モードでは,リフローモードで読み上げてしまうというバグを確認しましたが,これについては,
  1. ボリュームを下げる,ミュートを入れる
  2. アクセスガイド起動時に,ボリュームボタンの機能を切る
  3. 試験モードを開始する
ことで回避しました。連休明けに三上先生から状況報告していただくことにしていますが,ある機能がうまくいかなくても,他の機能を工夫することで回避できるということをみんなで検討して確認することができ,ICTを使いこなしていく上で大切な考え方を共有できました。

会場から,「盲導犬」を「もうどういぬ」と読み上げる,といった指摘があり,上記のようなタグをHTMLに埋め込むことで,リフローモードではうまく読み上げることを共有しました。
広大から参加した学生さんが,画像を表示されないという課題を解決していただいている様子。試行錯誤して,原因を見極め,潰していく,これらのことを現職の先生方といっしょに考えられたことはとても大きな収穫です。
三上先生の最後のスライド,生徒向け配布物をUDB化,先生方とUDB教材を共有,常に生徒First,UDBコンテンツを普及させる上で大切な視点だなと思いました。そしてそれを実践してきた三上先生がおっしゃるのだから,説得力があります。
最後に,記念写真! えー,4,5名帰ってしまった後に,「あ!」と気づいてパシャり! うー,またやってしまったー!
連休中にも関わらず,ホテル高額な時期,参加いただいたみなさん,大変お疲れ様でした。でも,そうやって少しでもいい教育実践をしたい! という思い出,行動される先生方と過ごした時間はとても,清々しく,明日からの視覚障害教育,発達障害教育の光を感じることができました。そして,三上先生,準備から講師までありがとうございました!





プレイベント

  • 日時:2019年5月3日(金)14:00-16:00
  • 会場:広島市総合福祉センター ボランティア研修室(ビッグフロント6階)
プレイベントには,2名の学生・大学院生,3名の先生方,三上先生に参加いただきました。学生と三上先生は主に明日の打ち合わせ,先生方は,明日のための環境設定等を行いました。