2018年10月8日月曜日

中国新聞 「できること」伸ばすために 発達障害児にタブレット学習

2018年10月8日(月)
中国新聞者 朝刊 22面
福田記者による,発達障害のある児童生徒のタブレットを活用した学習についての記事が掲載されています。

合理的配慮をわかりやすい例と表現でうまく記事にしてくださっています。

2018年10月7日日曜日

2018年9月12日水曜日

日本特殊教育学会第56回大会

2018年9月22日から24日 大阪国際会議場にて
日本特殊教育学会第56回大会が開催されます。
参加されるかたも,おいでるようですね。

私も,自費で,学会に通っていた,盲学校の教師時代が懐かしいです。
でも,1箇所にいくと,全国の研究者,実践者とお会いでき,情報をいただけることは
なんと幸せなことかと思いました。なんてお得って,感覚ですね。

参加される方もおいでるようですので,
私の発表についておしらせします。
ご意見,ご助言,お待ちしております!
なお,ポスター4−2では,実際の点字指導レディネス評価ツールを先着順にお配りします!
これは,樹脂印刷していますので,点が消えにくいです!

でも,年度末には改定することが決まっていますが・・・。



自主シンポ506 企画者(中野先生と共同)・話題提供者
 地域に点在して学ぶ視覚障害児・者への支援(2)台湾との比較を通して日本のあり方を考える
口頭12 共同発表 筆頭:三科聡子
 視覚障害教育の教育支援ツールとしてのビデオ・クリップの活用
ポスター2ー3 共同発表 筆頭:永井伸幸
 免許法認定講習(視覚障害領域)の現状と課題(その2) 受講者が希望する研修に基づく講習内容の改善の検討
ポスター288 共同発表 筆頭:中野泰志
 紙媒体と同一内容のデジタル教科書は視覚障害のある生徒にとって有効か? 利用実態調査からの考察
ポスター42 共同発表 筆頭:氏間和仁
 点字指導レディネス評価ツールの開発と評価 予備的調査の結果より
ポスター61 共同発表 筆頭:門脇弘樹
 歩行指導に活用するためのベアリング評価法の検討 ベアリング距離と変動係数の関係から


そして,いつものことですが,この学会に引っ掛けて
20日(木)には,関西の高校
21日(金)には,愛知の小学校
に行ってまいります。
ともに,弱視のお子さんです。
実際の現場で何が起こっているのかを見聞きできる貴重な機会です。

特に愛知の小学生は,入学前からスーパーバイズをしており
私が提唱している視覚活用教育を進めています。
地元の盲学校の先生が驚くほどの変化を遂げているようです。
担任および保護者,そして本人のご理解のおかげですね。

また,こういった内容は,研修会や講演会の時にご紹介させていただきます。
11月の香川盲学校ではご紹介できますね!
 また,今年,伺えなかった鳥取と高知の盲学校の研修会でも,ご報告いたします!

第27回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会 IN 神戸

視覚障害リハビリテーション協会という会があります。

この会の魅力は,視覚障害に関わる教育,医療,福祉,労働,行政など様々な
業種が一体となって,視覚障害や視覚障害者について考えるところです。

私も,盲学校の教員をやっていたころには
同僚と一緒になって,助成金を申請したり,科学研究費の奨励研究を獲得しては
パソコンやサーバーなどを購入して,一緒に研究しては,発表していたことを
懐かしく思い出します。

今,松山盲学校にTACやWISC-III(今は使わないか)があると思いますが,それらも
私たちが研究費を申請して,獲得して,購入したんですよ!

その会が開かれます。

2018年9月14日から16日まで,神戸国際会議場にて
第27回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会 IN 神戸が開催されます。

私が関わった発表としては,
研-P-18 変動係数を用いた白杖歩行のベアリング評価に関する一考察
○門脇 弘樹1)2)、氏間 和仁3)、牟田口 辰己4)

研-P-28 データ保護や試験における機能制限を考慮した教科書・教材閲覧アプリの改良
○中野 泰志1)、氏間 和仁2)、田中 良広3)、永井 伸幸4)、三科 聡子4)、韓 星民5)

研-P-86 小学校における弱視児の困難と解決に関する研究-困難数と解決数からの分析-
○氏間 和仁1)、林崎 恵2)、中野 泰志3)、永井 伸幸4)


「お金がないは,やる気の表れ」という言葉は,私は,この会で聞き,大いに励まされた記憶がございます。

2018年8月31日金曜日

視覚障害高校生のための高大連携プロジェクト

視覚障害高校生のための高大連携プロジェクト

視覚障害高校生のためのスキルアップセミナーの報告を掲載しました。





https://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/src/sus2018.html

2018年7月31日火曜日

【告知】第11回 発達障害教育ICT活用研修会


11回 発達障害教育ICT活用研修会
2018727日版
テーマ:「発達障害者用タブレット導入指導プログラム」をマスターしよう。
日時:2018101日(月) 9時〜13
場所:広島市総合福祉センター 6階 ボランティア研修室
広島市南区松原町5-1BIG FRONT ひろしま)広島駅から地下道で接続
電話:082-264-6420
HPhttp://shakyo-hiroshima.jp/riyou/index.html
※研修内容に関することを社会福祉センターに問い合わせないでください。
主催:氏間研究室(広島大学大学院教育学研究科)・視覚障害教育ICT活用研究会
対象:特別支援教育でタブレット活用を学びたい,学校の教員
定員:20名(2名で1台のiPadを準備しています)
先着順で受け付けます。定員を超過した場合,参加いただけません。
費用:参加費は無料
講師:氏間和仁(広島大学大学院教育学研究科 准教授)
内容:   9:30-11:00       発達障害者用タブレット導入指導プログラムの演習
                                教育相談の実践から生まれた,指導プログラムを体験します。
           11:15-12:45       読み書き支援のアプリバッテリーの演習
                                読み書きを支援するアプリバッテリーを体験します。
           12:45-13:00       質疑,閉会
概要:広島大学 氏間研究室は,年間250ケース以上の指導実績があり,そのうち,100ケースを上回る発達障害の方の利用があります。この豊富な実績から,タブレットによる解決策を指導する中で,共通する課題と指導法をまとめたのが「発達障害者用タブレット導入指導プログラム」です。本プログラムは45×5回で構成されています。今回の研修では,このプログラムの説明と,発達障害教育の中でニーズの多い読み書きの解決のためのアプリバッテリー(アプリの組み合わせ)について演習を交えて研修を行います。
申込:以下の申し込みフォームからお願いします。
   https://ws.formzu.net/fgen/S71820073/
   申し込み期限は,開催日の前日までです。


2018年7月25日水曜日

授業 視覚障害心理 第15講


授業 視覚障害心理 第15

本日は,これまで学んできたこととは,色彩を変えて,特別支援教育と合理的配慮についてをテーマに授業を構成しました。
 これまで学んできたことは,合理的配慮を得るための基盤的知識になることを理解してほしいなーと思ったのですが,コメントシートを読むと,それよりも,最後に見た松谷さんのTEDのインパクトが相当強かったようです。



 ”「障害」は社会の中にある”というVTRの中の言葉がとても印象的でした。
 大多数の人が考えているから,感じているから,常識と思われてしまうことも,実はそうでないことを,改めて感じました。 障害について,まだまだ未熟です。「私にとっての特別支援教育は?」という問いは,これから4年間かけて,じっくりと答えを考えていきたいと思います。 氏間先生,視覚障害心理学の講義,ありがとうごさいました。これからも引き続き,よろしくお願いいたします。

理的配慮はみんなが平等に過ごせるためにあるもので、柔軟な対応が必要になると思いました。全ての人が不自由なく過ごすことができるようになるには、膨大な技術や配慮が必要となりますが、少しずつでもみんなが過ごしやすい環境になっていくように努力shて行くべきだと思いました。最後に見た映像の男の子が「障がい」は社会の中にあるといった言葉が印象に残りました。社会が変わる必要が大いにあると思ました。条約を作るだけで終わるのではなく、行動に移してこそこの社会は変わっていくのだと思いました。

今後特別支援教育の専門家になり、多様な人たちと関わっていくにあたって心に残る授業であったように思う。障害とはどういったことを言うのか等についても考えさせられた。今後とも思考し続け、様々な人と関わっていきたい。

授業で配慮について考えてみると、自分がまだまだ見えていないものがあったと感じた。これから専門的にもっと知識をつけていくうえで、社会の現状と自分がいまやるべきことをしっかりと考えていこうと思った。

視覚障害心理学を学ぶ前は、自分は普通の人よりも知識があるほうだと思っていました。でも、全然そんなことなくて、むしろ普通の人よりも知らないことのほうが多いんじゃないかと考えさせられました。偽善者ではなく障害にしっかりと向き合って子供たちと一緒に乗り越えていけるような教師になりたいと思いました。

母親が小学校の特別支援学級の教員をしているのですが、その母が「障害はその人自身にあるんじゃなくて、その人にとって社会が障害になっているという意味だと思う」という話をしてくれたことがありました。それを聞いた時私の中の障害という概念が大きく変わったことを覚えています。今日の授業を聞いて、ますますその考えを深め、強く持てるようになりました。今私たちがしなくてはならないことが自分の中で明確になりました。
この授業を忘れずにこれから学びを深めていきたいです。ありがとうございました。

合理的配慮を考える上で、自分たちはすでに配慮されているということに気がつき、自分の中で大きな考え方の変化をもたらしてくれました。子供によりそえる教師になりたいと思いました。

私も軽く「障がいって個性だよね。」と言っていた一人です。この授業を受けてとても申し訳ない気持ちになりました。障がいがある人のことを理解してあげられるつもりになっていたことを恥じます。私が障害をつくりだしていたことを理解し、周囲の障がいを見つけ出し、取り払う努力をしたいです。頑張ります。

合理的配慮という言葉は知っていたけど、説明が難しくて、ぼんやりとしか理解することができていませんでした。でも、今日の健常者は十分に配慮されている人、障害者はそうでない人、それを平等にするためのものという説明がしっくりきました。十分な配慮があれば、障害は個性に代わるという言葉がとても心に残りました。

授業冒頭の障害者は配慮されていない人、つまり周囲の社会環境が障害の有無を生み出しているという考えは、今まで考えたことがなかったためとても心に残るとともに改めて自分の考え方について考え直させられました。
これからは、今日の授業で学んだことをモットーに、学びを深め、発信していく立場になりたいです。

障害は環境が決めている、社会の中にあるという言葉にとても納得しました。私は、少数派への配慮を考えられる教師になりたいと思いました。また、少数派の人が、もっとこうしてほしいと自由に言える社会になってほしいと思いました。







2018年7月24日火曜日

授業 視覚障害「自立活動」指導法I 第14講(学部2年)

授業 視覚障害「自立活動」指導法I 第14講(学部2年)
本日は,単眼鏡の第2回目。選定と評価の概要を取り扱いました。

写真1

本日の教材たちです。

写真2
はじめに,アイポイント,アイレリーフの話をしました。特にケプラー型の場合は,接眼レンズから出た光が最大収束するアイレリーフの位置が重要であることを実感してもらうことが狙いです。それが理解できていると,メガネをかけて単眼鏡を利用する際,目当てゴムを折り返す原理が理解できます。

写真3
対物レンズの下半分を紙で覆い隠し,のぞいているところです。そもそもケプラー式の単眼鏡の場合,対物レンズの直径は,視野の広さに関係ないことを理解してもらうために,対物レンズの半分を覆って見てもらいます。覆っても,視野は欠けません。像は暗くなりますが。なぜなら,ケプラー式の場合,対物レンズの実像を拡大しているからです。この光学的な基本原理(1年生で履修済み)がわかっていると,理解できますが,ここでは,単眼鏡で実際に体験してもらいます。
現在,盲学校の単眼鏡の都市伝説で「単眼鏡の視野を広くしたいなら,対物レンズを大きくすれば良い。」といったものがありますが,これは間違っていることを理解してもらうことが狙いです。あくまでも,対物レンズが大きいのは倍率が同じ場合,射出瞳の直径が大きくするためであることを確認します。(対物レンズが大きいとレンズ内の視野レンズの直径が大きくなるので,結果的に,視野が広くなることはありますが,仕様として,一律にそうなっていないことからも理解できますよね。)

写真4
近距離用アタッチメントの理解として,10Dのレンズを配って,10Dのレンズの10cmに読み物をもってくると,平行光線がでてくるので,それを単眼鏡で捉える原理を理解してもらいました。その前に,どこまで近づいてもピントが合うのかを体験し,その際,なぜ,視距離が短くなると,つつの長さを長くするのかについては,光路図で抑えてあります。対物レンズの像点距離が大きくなると,当然,接眼レンズを下げないとピントが合わないよね! という部分です。 その上で,「でも,単眼鏡の長さにも限りがあるからね」という切り口で,近用アタッチメントの話をします。

写真5
これは,おまけとして,逆単眼鏡法について,説明します。

写真6
おなじみの,シミュレーションでの視力検査です。単眼鏡でも測ってます。

写真7
単眼鏡を使っての,視力検査です。これで,倍率を計算して,パフォーマンスを考えます。ピント合わせの技量と,見えにく中でピントわせすることの大変さを味わって考えてもらいます。

写真8
ピント合わせるだけではなくて,実際,晴眼者の中で使っていくためには,どの程度のパフォーマンスが求められるのかを,測っておくことが大切だということで,数字視写テストの方法を今回は体験してもらいました。

これらの,弱視レンズの選定や練習方法の,さらに専門的な内容は,2年後期の視覚障害測定法,3年後期の視覚管理でさらに少人数で取り扱います。

以下コメントシートより。
・子供達が見えやすいかどうかだけでなく、授業や日常生活などの場面で効果的に活動できるように子供の能力を考慮して教師側が適切に行動することが必要であることがわかりました。 学校場面だけでなく、日常生活でも思いやりがある行動のできる人になりたいです。

・ケプラー型の単眼鏡は、発散光線を見るときはレンズを遠ざけて、ぴんとをあわせることが分かった。

・単眼鏡を実際に使うことで、像点の関係や入ってくる光線のことへの理解が深まりました。まだ知識が固まっていないところがあり、どこが分からないのかも分からない状態なので、しっかりと復習をして、知識を身につけていきたいです。

・単眼鏡の選定の仕方を学んだ。近用アタッチメントの使い方を学んだ。単眼鏡の対物レンズを大きくするメリットがわかった。

・測定して出た値と、計算して出た値がほぼ同じだったため、当たり前のことですが、すごいと思いました。単眼鏡を使ったことにより、0.1だった視力が0.9まで上がりました。単眼鏡のすごさを知りました。

・単眼鏡を実際に使ってみて、遠くのものが見やすくなるという感覚がすごく気持ちよかったです。近くのものを見るときに闇雲にピントを合わせようとするのではなく、光線をイメージしてからやると、スムーズに合わせられるのだということを実感しました。単眼鏡を使うことで視力が上がったことに喜ぶだけでなく、しっかり実践の場でも役に立つように指導していく必要があることが分かりました。

・単眼鏡の選定について理解することができた。目標値を決めて必要倍率を計算するだけでなく、先に単眼鏡を用いて視力検査を行うことで、その単眼鏡があっているかどうかを確かめることもできるのだと思った。また、自分は計算上0.9の指標がみえるはずだったが、実際は0.8であった。これは、ピントの合わせ方の不慣れさなどが原因なのだと知って納得した。

・単眼鏡の選定は、前回行った拡大鏡の選定よりも、工程が少ない分わかりやすかったです。前回の授業でもあったように、測定結果だけを見て満足せず、そのあとの活動性について考えることの重要性を改めて感じました。

・単眼鏡について、実際に使ってみると見たい対象物を探したり、ピントを合わせたりすることが想像以上に難しく、疲れることであるということがわかりました。もの(数字)を見て、それを書こうとすると、プリントのどこに書けばよいか確かめるのに時間がかかり、そしてまた数字を見ようとするとわからなくなったり、ということがあり、また、使っているシャープペンの芯が出ているかどうか、字がきちんと書けているかどうかなどもわからないので、スムーズに行うことができませんでした。さまざまな配慮について、もっと学んでいきたいと思いました。

・単眼鏡でうまくピントを合わせることができていても、視野が狭まるせいで見たいものをなかなか見つけられなかったりしていて、 黒板と手元を交互に見たりするときが大変そうだと思いました。同じ黒板を見るときでも、黒板の端を見るときは距離が遠くなったりするし、いちいちピントを合わせないといけなくて大変だと思いました。

・射出瞳と倍率の関係が今回よくわかりました。また、視力を測ってこの指標が見えて視力はこれだね。で終わってしまうのではなくその視力で実際に学習するならどんな課題が生じるだろうかなどというところを考えるのに重点を置くのが大切だなと改めて思いました。

・実際に単眼鏡を通してスライドをみると、当然ながら晴眼状態よりも視野が制限されるため、それだけでスライドを理解しようとすると、時間がかなりかかりました。単眼鏡の使用に関しても、視力・ピントの観点での「見える」だけでなく、それを使って生活や学習をすることができるかの「見える」で教育的に評価することが大切だと改めて理解しました。

・単眼鏡を使うことでより小さい視力指標をみることができていたのでそれだけもすごいと思っていましたが、大切なのは見えたということを日常に生かして使うことができるということだと知り、まだまだ科学的な想像力が足りていないと思いました。また、どの講義においても言えることですが、既習のものは確実に身につけて使えるようにならなければ意味がないと思ったので復習します。

・ケプラー型の単眼鏡は、レンズの一部でも使えると実像が成立し、視界は狭くならないが、暗くなるということが分かった。また、アイポイントが太いと単眼鏡を使うのが初めてという人や中心暗点のある人にとって助かるということをおさえておきたい。

・単眼鏡でピントを合わせるのがとても大変でした。対物レンズの大きさは、射出瞳の直径に比例するということがわかりました。

・ケプラー型単眼鏡の仕組みが前の授業で学んだ時よりも理解できました。単眼鏡が平行光線にピントがあっていても近用アタッチメントを使えば見ることができると言うことがわかり、視覚障害児への教育に活用できると思いました。

・単純な視力値だけでなく、実践の場でどれだけ生かすことができるかもきちんと考慮しなくてはならないということに気づきました。視写をしている場面を観察していると、真ん中の方の列になると、その列を探すために時間を要してしまっていたので、板書するときに列番号を振っておいたりと配慮を考えることが大切だと思いました。

・ケプラー型の単眼鏡は対物レンズの大きさが変わることで視野の大きさは変わらないが明るさが変わり、射出瞳の大きさが変わることが分かった。また、対物レンズの大きさが大きくなると射出瞳も大きくなることで瞳が動いても射出瞳に引っ掛かりやすくなることが分かった。

・光学系の内容が頭の中でごちゃついているので、これまで学習したことを整理していこうと思います。視写の検査は一般の視力検査よりも実用性が高いので、教育的な要素が強いと感じました。知識がないけど愛想がいい教師より、多少不愛想でも専門性がある教師に子どもを預けたいとう言葉がとても印象にのこりました…。

・単眼鏡の選定における方法から見えた「ねらい」について、 よく見えればOK、つまりただ改善できれば良いのではなく、実用していくため、ここでは円滑に学習を進めるためであることを知りました。そこから講義で扱う内容は特別支援の手段であり、子どもがよりよく学ぶことが目的なのだから、それを知っていると考えることはまた変わってくると感じました。


本日も,良い学びをありがとうございました。


さぁ,最後の15講と最終試験を残すのみとなりました。最後まで,頑張りましょう!

2018年7月20日金曜日

授業 視覚障害「自立活動」指導法I 第13講 角度拡大法の基礎

学部2年 視覚障害「自立活動」指導法Iの授業 第13講が終わりました。
本日は、網膜像の拡大法のうち、角度拡大法の基礎 をテーマにしました。
つまりは、単眼鏡の基礎です。

まずはじめに、ケプラー式とガリレ式の望遠鏡の光路図でお勉強です。対物レンズの実像よりも凹レンズを前において拡大する方式と、実像より後ろに凸レンズを置いて拡大する方式を、一人一人に模型を配って、確認しました。
光路図だけよりも、体験を入れることで、よく理解できるようですね。でも、光路図で理解しているから、視距離を縮めたときに、対物レンズと接眼レンズの距離を長くしないといけないことが理解できます。どちらも大切。
特に、ケプラー式のアイレリーフの話のところで接眼レンズいっぱいに対物レンズの像が見える時は、皆さん感動したようです。
ケプラー式、おそるべし!
この、模型は、対物レンズが+3Dで、接眼レンズが、-10Dと+10Dなので、同じ倍率で、見え方の違いを比較することができるので、とても便利です。
そして、単眼鏡の表示と、解説。
次に、屈折異常が未矯正の場合の、拡大率について。
ここは、指導上、もっとも重要なところ。つまり、子供の合わせた単眼鏡のピントがあっているかどうか、判断するときに、この知識がないと、間違った指導になってしまいますからね!
というところの、前で、時間切れ! 続きは、次回です。
以下、コメントシートより。
ケプラー型の単眼鏡で距離を調節して視界が広がる点や、実際には2つのプリズムで倒立像を矯正する点に驚きました。有効なモノがあることも素晴らしいですが、さらなる創意工夫によって実用的になるためです。教材開発にも同様のことが考えられると思いました、この気づきを覚えておきます。
ガリレイ型とケプラー型の単眼鏡について学習しました。実際に体験したり、手軽に買うことができる双眼鏡のお話を聞いたり、身近なものの例から学びを深めることができました。また、両者を比較することでより深い理解につながったと思います。
ケプラー型、ガリレイ型、どちらも理論的に言葉で説明することが難しいので復習します。
ケプラー型でかつ、接眼レンズから目を離してみた時に顕微鏡で物を観察した時のような見え方になったと感じたので、もしかすると仕組みが似ているのかなと思いました。
単眼鏡のガリレイ型とケプラー型の仕組みを理解するのは難しかったが、友達に教えてもらってようやくわかったのですっきりした。
単眼鏡の仕組みについての複雑な話だったので頭がこんがらがりそうになりましたが何とかなりました。この授業では、近視や遠視の人の見え方などを実際にシミュレーションして実感を伴いながら学習できるので楽しいです。もう一度光学の復習をしなければならないなと感じました。
ガリレイ型とケプラー型を高校物理を思い出しながら学習しました。ガリレイ型に凸レンズを加えると、倍率が下がるというのは原理も含めて理解できました。このことは特に弱視児に指導するときに配慮が必要になると思いました。
単眼鏡の種類と構造で、ガリレイ型とケプラー型があるということを学びました。ガリレイ型は、虚像を拡大して正立させ、ケプラー型は実像を拡大して、倒立させるということを覚えておこうと思いました。ケプラー型で目を離すと視界が広がるのはすごかったです。


写真の解説
写真1
ガリレイ式望遠鏡の模型を見て、原理を体験している様子。

写真2
ケプラー式を体験した後に、それまでの内容についてグループ内、知識の確認をしているところ。この時間は、学生たちの理解を深めたり、全体のそこあげをするのに、とても大切です。

写真3
アイレリーフの距離をとって、見ているところ。

写真
近視未矯正で倍率の変化を体験しているところ。