2020年4月19日日曜日

遠隔授業用に組み替え中

遠隔授業用に組み替え中

視覚障害心理学の2コマ目は,光が網膜上に結像する仕組みを理解することです。
これまでは模型眼を各学生に一つずつ配布して,自分たちで実験をしてデータを取って,写像公式を使って,結像する仕組みを理解してもらっていました。

でも,今回はそれができません。しかも中継,
ということで,細かなものは写らない!

と,いうことで,でかくしてみました。

光源は13インチのiPadの画面
レンズは直径75mmの+3Dのレンズ
スクリーンは自作
それを写すiPad
iPadの画面をミラーリングしてパソコンに映して,それを共有しようと思います。
さ,上手くいくかなー。

これで,レジュメを差し替えて,本番に臨んでみましょう。

学生たちには,百均でルーペを1個ずつ買ってくるように指示しています。

写真1
実験の機材の全体写真





写真2
iPadのカメラ側からの写真

写真3
iPadの画面をパソコンにミラーリングした時の,パソコン画面の様子


2020年4月18日土曜日

2つのホームページ紹介

みなさま

広島大学の氏間です。

緊急事態の中で,それぞれの立場で,精一杯のことを
するしかないですね。
みなさま,くれぐれもお体にお気をつけください。

さて,2つのホームページをご紹介します。

1 視覚障害の児童生徒・学生の遠隔授業の情報を発信

私たち大学の教員も,児童生徒・学生の学びを守るため
特に視覚障害のある人たちの困難に対する情報を整理することと,
私たち研究者がオンライン授業に視覚障害者が対応するための方法を
検証した結果をまとめて紹介しております。
以下のページは慶應義塾大学の中野泰志先生が音頭をとって進めているホームペジです。
必要としている方がおられましたら,是非ともご紹介いただきたくお願い申し上げます。
視覚障害のある学生のためのアクセシブルなオンライン講義


2 大学受験を控えた視覚障害のある高校生のための活動

また,私共が進めてきている,視覚障害のある高校生のためのスキルアップセミナー2020は今年度は中止することとしました。
それに変わって,視覚障害のある高校生の学びサポートセンターを立ち上げ,
高校時代の学びおよび大学進学に関する相談に対応することとしました。
先生方のところにも,配慮要求などの相談があるかと思います。もし必要がございましたら,ぜひともご紹介いただきますよお願いいたします。
視覚障害のある高校生の学びサポートセンター

遠隔授業とTA

遠隔授業とTA

ガイダンスから,遠隔授業をはじめて3週間程度が経ちます。

授業によっては,TAが手伝ってくれるのですが,遠隔授業でもその活躍の状態は変わりません。

TAも遠隔で参加です!

TAの業務

・出席の確認
 参加者リストを定期的にスクリーンショットして,名簿と照合
・チャットの確認
 質問などがチャットで書き込まれた場合に教員へ知らせる。
・ミニテスト等の提出状況確認
 授業中のインタラクションに対して,提出状況を報告(提出完了です)などを行う。

などがあります。かなり忙しい!


また,私の更新講習はオンラインで確定しました。
その場合も,上記のことが同様に必要な他,さらに,本人確認をしてもらうことが加わります。

もっとも,学生くらいお行儀が良い受講者だといいのですが・・・。

タブレット スタンド

Desktop & Wall Pull-Up Lazy Bracket

ホールド力が高そうですね。
CCTVとしての活用も良さそうです。
壁などに固定できるのもいいですね。
目の前に固定しやすくなると思います。



https://summerde.com/products/bracket?fbclid=IwAR2t_Umsu24eXysmGDdu2GprnM2U7gvFBGXgeKEa8wZ484dylf3DHG5TEn4

2020年4月17日金曜日

遠隔授業からの学び

大学では,新入生を4月3日受け入れて,いきなり対面ガイダンスが中止となった。
人命第一,感染拡大防止のため,賢明な措置だと思う。

その中で,私たちは学生たちの学びを守る必要がある。
1年生,時間割の組み方すらわからない・・・・。

そんな中で,もがきながらも考えたことを書きます。

ICT導入の利得の一つに,指導法の整理が挙げられる。

遠隔指導というチャンネルの中で,私自身,このチャンネルに最適化した方法を考えるようになった。
その際,このことを後押しした要因はいくつかある。
・普段からICTをはじめ道具のの効果的活用法を考えていた。
 よりよい教育方法を考える中で,道具やある程度のノウハウがあった。
・授業の資料を作る際,著作権処理を丁寧に考えていた。
 オンライン配信となっても,そのまま使えるコンテンツが多い。
・反転授業のためのコンテンツを作りためて,普段から使っていた。
 動画制作のノウハウや,手持ちのコンテンツがあった。

今回,教育が大きく飛躍するチャンスだと思う。ただ,このような事態がそのきっかけになったことは予想もしないし,ましてや期待もしていなかった。


だからこそ,私たち大人は,この局面で多くを学び,生かさねばならないと思う。

例えば,
 以下の画像,
 ・ヘッドセットで使っている,ワイヤレスマイクやiRigは,聴覚障害や聴覚情報処理に困難のある方用に用意していた,もの。普段は,この先にUDトークをつないでいる。

 ・iPadの画面をパソコンに映し出している,Reflectorは,普段は,弱視の子供がタブレットを操作する際,画面に顔を近づけて書くので,教師が書いている様子を効率的に見るために導入していたいもの。

 ・私を撮っているカメラは,動画教材の撮影用用いている,iPEVOカメラ。やはり,実験したり,提示物を見せたいときには,必須。

 なので,今回,何も買い足さずに,遠隔授業がスタートできた。

 普段から,チャレンジし続けることで,いつのまにか,様々な事態に対応できやすくなっていたようだ。
 おそらく,私と似たような感覚を持っている教員は大勢いらっしゃると思う。
 こんどは,それを水平的に広げていく,いまがその機会かもしれない。

写真は,遠隔教育相談の様子

2020年4月1日水曜日

UDブラウザチュートリアル

今年度のスタートは,オンライン授業のもう特訓中!
半日かかって,やっと,手足に近いくらいに使えるようになってきました。

その際の成果物として,
UDブラウザの操作ビデオです。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLaS1blujVg3wietw0vfSDWWZF0fQMLfFj

2020年3月17日火曜日

点字ラウンジ

点字ラウンジの報告です。

2020年3月17日 9時から11時30分で開かれました。当初の予定は10時30分でしたが,みなさん熱心に点字に親しんでいました。
(もちろん,予定の時間が来たら退室いただいて構いませんよ)

本日の参加者は
1年生 2名
2年生 1名
3年生 3名
院生 1名
教員 1名

でした。

内容は,

本日は点字盤を使いました。

1 め書きの競争
2 五十音書きの競争
3 短文点訳
4 テーマ別
 お手紙の返事を書くグループ
 点字の基礎を勉強するグループ

です。

本日は,石川県の小学生から届いたお手紙にお返事を書きました!







2020年2月25日火曜日

BenQ ScreenBar Plus モニター掛け式ライトスクリーンバー プラス [ デスクライト monitor lamp]
15,900円


廉価版
11,900円

調光できる照明器具です。
書見台の照明にいいなと,思います。

YouTubeでの説明動画

2020年2月23日日曜日

令和元年度広島県情緒障害教育研究大会

令和元年度広島県情緒障害教育研究大会
令和2年2月22日(土)
広島県情報プラザで「令和元年度広島県情緒障害教育研究大会」が開かれました。
お呼びいただき、実践発表に対するコメントと、講演をいたしました。

実践報告はとても示唆に富んだないようでした。
それに対して、以下のようなお話をいたしました。

現在の学校での評価は、紙に鉛筆で書くことや、紙にインクで印刷された文字を読むことといったように、特定のツールに依拠したスキルを身につけないと、先へは進めない構造になっている。まさに、バリアになっている。この、特定のツールに依拠したスキルが生み出すバリアは、「スキルバリア」ともいえるだろう。

このスキルバリアが、教科の本質の評価を歪め、さらには学習性無力感ともいえる状況を生み出すことを目にすることがある。


スキルバリアを取っ払った、教科の本質を評価する方法を考えることが重要ではないか。

また、例えば、社会などで、原語が重要だから、漢字で書けないといけないといった主張があるが、もし原語が大切というのであれば、ザビエルはスペイン語で書かれなければならないし、ブッダはサンスクリットで書かれなければならないはず。要は、この原語主義についても、平均的な人たちが都合よく定めた慣習ではないだろうか。ザビエルをスペイン語で書かずに、平均的な人にとって都合の良いカタカナをよしとするならば、中臣鎌足を「なかとみのかまたり」と書くことを否定できるのであろうか?

さらに、漢字の読み書きにの評価についても、本人にとっての読み書きで評価することが適当ではないかとも思われる。

2020年2月10日月曜日

第17-22回 発達障害教育ICT活用研修会

<転載歓迎>
みなさま
広島大学の氏間です。

いつもお世話になっております。

発達障害教育ICT活用研修会のご案内です。
令和元年度 発達障害教育ICT活用研修会
文字・画像付き音声教材説明・体験会 実施要項

テーマ:Keynoteを使った教材づくり、UDブラウザの活用
 (テーマは随時募集しています)

1 日時
  第16回 2020年02月10日(月)
 18:30〜20:30 

2 会場
 広島市南区松原町5-1(BIG FRONT ひろしま 5・6階) ボランティア研修室

3 主催
 広島大学大学院教育学研究科 氏間研究室,視覚障害教育ICT活用研究会

4 対象
 幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校に勤務している教員,支援員

5 講師
 氏間 和仁(広島大学大学院教育学研究科 准教授)

6 備考
 iPadを最新の状態にしてご参加ください。
 iPadを準備しますが、足りない場合は共有していただくことがあります。

お申し込み
 https://ws.formzu.net/dist/S71820073/(締め切りは前日日曜の23時です。)


今後の予定
第17回 2020年02月17日(月)(大会議室)18:30-20:30(18:00-21:00)
 テーマ:キーボード設定とその周辺
第18回 2020年03月02日(月)(ボラ研)18:30-20:30(18:00-21:00)
 テーマ:DropTalkの活用
第19回 2020年03月30日(月)(ボラ研)18:30-20:30(18:00-21:00)
 テーマ:合理的配慮とICT活用、文字・画像付き音声教材の申請法法
第20回 2020年04月13日(月)(ボランティア研修室)
18:30-20:30(18:00-21:00)
 テーマ:合理的配慮とICT活用、文字・画像付き音声教材の申請法法
第21回 2020年04月27日(ボランティア研修室)
18:30-20:30(18:30-21:00)
 テーマ:未定
第22回 2020年05月09日(大会議室1)
 (併 第8回視覚障害教育ICT活用研修会)
09:30-16:30(09:00-17:00)
 テーマ:UDブラウザ中級者向け研修(PDF、HTML、JSONの取り扱い)
 この回だけ、申し込みが5月7日23時59分です。