2018年6月22日金曜日

2年生の授業の様子「視覚障害「自立活動」指導法I」6月

本日の、2年生の授業の様子。
本日は、教育的な視機能評価の1回目でした。
私の出張が多いので、本来は火曜と金曜の5コマ授業なのですが、今週と来週の火曜と金曜は5・6コマでの実施にもかかわらず、みなさんそれを受け入れてくださって、とても助かっています。
意外に知られていない、大学の授業あるあるですが、
そうなんです、大学教員が出張や学校の研修などで出かけるときは、代教をたてられないので、全て、他の日に補講を実施してるんですよー。なので、この2週間で、なんと8講分も進んでしまうという・・・・。
私は、毎時かんミニテストをしているので、採点するのも大変ですが、学生のみなさんも大変だろうなー。
ご協力、ありがとうございます。
で、本日は、教育的な視機能評価!
合意形成ポータルのビデオを3本みて、要点をまとめて、発表させるところから始まりました!
医療での検査と教育的な視機能評価のそれぞれの目的を考えました。
ポイントは、絶対的に近い基準と比較するのか、時間・環境を超えた自分と比較するのか!
目的が違えば当然、手続きや、解釈、そして活用法も異なってきます。
ほんじつは、ランドルト環を使って、明るさが分解能に与える影響を実際にデータを取って考え、レポートにして提出するところまでおこないました。ちょうど180分ですね。
写真1枚目
みんあで、それぞれのパソコンを使って、合意形成ポータルのビデオを見て、まとめているところ。全てのパソコンに中野先生が登場しているのは、見ていて、おかしくなりました。でも、各自のパソコンで見ることで、聞き逃したところを聞き直したり、スクリーンショットを撮ったりと、供覧では得られない効果があります!


写真2枚目
ランドルト環で評価しているところ。シミュレーションゴーグルをかけています。



写真3枚目
照明を落として評価しています。



写真4枚目・5枚目
結果を元に環境と結果の解釈をしてレポートに仕上げているところです。




次回は、近見と最大視認力からです!
みなさんお疲れ様でした。
本日のコメントシートより
「暗い所で測定した時、正眼の状態で見ていると大きな障害には感じられず、特に支障が出ているように思えませんでしたが、眼鏡をかけて視力が落ちた状態では、暗いことがより大きな障害に感じられました。同じ「暗い」という状態でも、正眼児と視覚障害児では感じる負担が違うのかもしれないと感じました。」
「カーテンの有無や白い机より黒い机が見えやすいということを視聴したビデオを通して初めて知りました。実際に実験をしてみると、逆光やいろんな光の関係でカーテンの重要性がわかりました。
今日は、2コマもあったのに、あっという間でした。やっぱり活動は時間が早く感じるなと思いました。」

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