2018年9月12日水曜日

日本特殊教育学会第56回大会

2018年9月22日から24日 大阪国際会議場にて
日本特殊教育学会第56回大会が開催されます。
参加されるかたも,おいでるようですね。

私も,自費で,学会に通っていた,盲学校の教師時代が懐かしいです。
でも,1箇所にいくと,全国の研究者,実践者とお会いでき,情報をいただけることは
なんと幸せなことかと思いました。なんてお得って,感覚ですね。

参加される方もおいでるようですので,
私の発表についておしらせします。
ご意見,ご助言,お待ちしております!
なお,ポスター4−2では,実際の点字指導レディネス評価ツールを先着順にお配りします!
これは,樹脂印刷していますので,点が消えにくいです!

でも,年度末には改定することが決まっていますが・・・。



自主シンポ506 企画者(中野先生と共同)・話題提供者
 地域に点在して学ぶ視覚障害児・者への支援(2)台湾との比較を通して日本のあり方を考える
口頭12 共同発表 筆頭:三科聡子
 視覚障害教育の教育支援ツールとしてのビデオ・クリップの活用
ポスター2ー3 共同発表 筆頭:永井伸幸
 免許法認定講習(視覚障害領域)の現状と課題(その2) 受講者が希望する研修に基づく講習内容の改善の検討
ポスター288 共同発表 筆頭:中野泰志
 紙媒体と同一内容のデジタル教科書は視覚障害のある生徒にとって有効か? 利用実態調査からの考察
ポスター42 共同発表 筆頭:氏間和仁
 点字指導レディネス評価ツールの開発と評価 予備的調査の結果より
ポスター61 共同発表 筆頭:門脇弘樹
 歩行指導に活用するためのベアリング評価法の検討 ベアリング距離と変動係数の関係から


そして,いつものことですが,この学会に引っ掛けて
20日(木)には,関西の高校
21日(金)には,愛知の小学校
に行ってまいります。
ともに,弱視のお子さんです。
実際の現場で何が起こっているのかを見聞きできる貴重な機会です。

特に愛知の小学生は,入学前からスーパーバイズをしており
私が提唱している視覚活用教育を進めています。
地元の盲学校の先生が驚くほどの変化を遂げているようです。
担任および保護者,そして本人のご理解のおかげですね。

また,こういった内容は,研修会や講演会の時にご紹介させていただきます。
11月の香川盲学校ではご紹介できますね!
 また,今年,伺えなかった鳥取と高知の盲学校の研修会でも,ご報告いたします!

第27回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会 IN 神戸

視覚障害リハビリテーション協会という会があります。

この会の魅力は,視覚障害に関わる教育,医療,福祉,労働,行政など様々な
業種が一体となって,視覚障害や視覚障害者について考えるところです。

私も,盲学校の教員をやっていたころには
同僚と一緒になって,助成金を申請したり,科学研究費の奨励研究を獲得しては
パソコンやサーバーなどを購入して,一緒に研究しては,発表していたことを
懐かしく思い出します。

今,松山盲学校にTACやWISC-III(今は使わないか)があると思いますが,それらも
私たちが研究費を申請して,獲得して,購入したんですよ!

その会が開かれます。

2018年9月14日から16日まで,神戸国際会議場にて
第27回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会 IN 神戸が開催されます。

私が関わった発表としては,
研-P-18 変動係数を用いた白杖歩行のベアリング評価に関する一考察
○門脇 弘樹1)2)、氏間 和仁3)、牟田口 辰己4)

研-P-28 データ保護や試験における機能制限を考慮した教科書・教材閲覧アプリの改良
○中野 泰志1)、氏間 和仁2)、田中 良広3)、永井 伸幸4)、三科 聡子4)、韓 星民5)

研-P-86 小学校における弱視児の困難と解決に関する研究-困難数と解決数からの分析-
○氏間 和仁1)、林崎 恵2)、中野 泰志3)、永井 伸幸4)


「お金がないは,やる気の表れ」という言葉は,私は,この会で聞き,大いに励まされた記憶がございます。